西条柿の歴史
西条柿の発祥は広島県の東広島市と言われており、西条柿の干し柿は16世紀頃の戦国時代には保存食として珍重されていたそうです。
島根県には毛利氏と尼子氏の覇権争いの際に毛利方から伝わったと言われており、県内の古戦場跡には今でも樹齢500年を超える西条柿の木が存在し、その深い歴史を感じることができます。
西条柿とは
西条柿はそのほとんどが中国地方で生産されており、栽培面積は島根県が日本一です。
西条柿は渋柿なので、果実が熟れても強烈な渋みが残ります。
その為ドライアイスによる「渋抜き」をすることで、渋みを感じず美味しく食べることができます。
その他にも、炭酸ガス、アルコール、お風呂のお湯(笑)などさまざまな脱渋方法があります。
出雲市平田の西条柿
西条柿は一般的な柿に比べ抜群に糖度が高く、柿壺の西条柿は糖度が20度を超えるものが多いです。
2012年に行われた野菜ソムリエサミットという果実のコンテストのテーマ「柿」において島根県出雲産の西条柿は大賞を獲得し、日本一美味しい柿と言われています。
また、柿の学名は「ディオスピュロス・カキ(Diospyros kaki)」で、万国共通に日本語の「柿」が使われています。
ギリシャ語で「神様の食べ物」を意味し、世界的にも美味しく健康的な食べ物として讃えられていることが分かります。
日本では八百万の神々が集うこの出雲の地で神様の食べ物と言われる柿を栽培することに、不思議な縁を感じます。