どうも初めまして、軽トラのハンドルキーパーやらせてもらってるえのです。
今日は西条柿の渋抜きについてまとめてみました。
僕たちが作っている西条柿は、渋柿になります。
そのまま食べたらすごい渋くて、とてもじゃないけど食べられない柿なんですよねぇ。
でも、きちんと渋抜きした西条柿は最高!!なんとも言えない上品な味!!に変わっていきます。
合わせ柿とも呼びますね。
渋抜きのやり方としては焼酎につけたり、冷凍したり、お湯につけたりと色々な方法があります。
今の主流はドライアイスです。
ドライアイスを手に入れるのが大変なのが難点ですが。
皆さん知ってました??
渋抜きした柿でも、実は渋は抜けて無くなったわけじゃないんです!
ドライアイスで渋抜きした場合ですと、、、
渋味の元には「タンニン」という成分があります。
この成分が、ドライアイスの炭酸ガスに含まれてる「アセトアルデヒト」と結合します。
すると、タンニンが「舌で溶ける水溶性」から「舌で溶けない不溶性」に変化するんです。
つまり渋みが水に溶けないから舌で渋みを感じないだけなんですよ。(ヘェ〜)
その証拠に熱を加えると渋味が戻ってくる事があるんですよ。
柿壺では、年間を通して柿園の管理をしています。
僕自身はスタッフとして果樹に携わってまだ一年半。
実は昨年、ほぼ初めてみたいな感じで西条柿食べたんです(笑)
こんな感じで日々勉強と発見で、ますます西条柿作りに励んでいます。
ちょっとずつ賢くなっていきます。
皆さんも食べる時には今回の話を思い出して食べてみてください。
また新たな美味しさと不思議な感じが味わえると思います。
ではでは、失礼しま~す。