どうも、はじめまして!柿壺期待のルーキーこと、むらぴーです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年も早いもので半年が過ぎました。
上半期を振りかえってみますと、柿壺は“剪定”という作業を行なっていました!
ということで、今回は剪定(せんてい)についてお話させていたただきます!
来年実をつける枝を選んで、それ以外の枝を切る作業のことを剪定と言います。
翌年の収穫に影響する、とても大切な作業です。
枝を剪定せずに残してしまうと、ひとつの木につける実の数が増えます。
そのぶん栄養が分散してしまい、大きくておいしい柿になりません。
剪定を通じて実を厳選することで、さらにおいしい柿になります。
柿の木は太陽の光を求めてグングンと上に伸びます。
ところが高くなればなるほど、手が届かなくなり作業しにくくなります。
そこで、剪定で木の形をコントロールすることでその後の管理がしやすくなります。
柿の木は放っておくと枝をどんどん増やし、枝や葉が密集します。
密集しすぎると、
・太陽の光が下の枝に当たらなくなる
・風通しが悪くなる
・実と枝がこすれて傷がついてしまい品質に影響する
など、よくないことがいくつもあります。
これらの理由から剪定は必要な作業です。
柿壺では、収穫が終わる12月から3月にかけて剪定を行います。
これは地域によって異なります。
柿の木は、形や大きさ、勢いの強さなど、同じものはありません。
柿の木も人と同じように、一本一本の性格が違います。
剪定の仕上がりによって、その年の柿の大きさや、味にも関わってきます。
剪定するときの判断基準が実は無数にあり、どの基準を優先するかを判断します。
一度切ってしまった枝は元に戻らないため、よく考えて枝を選ぶ必要があります。
とても頭を使う作業です。
実は、担当する農家さんによって剪定後の木の形が違います。
ぜひ平田に来た際は柿の木の形にも注目して見てください!
今回は剪定という作業を紹介しました!
美味しい柿を作っていくために我々も日々精進していきますので、今年の柿もぜひお楽しみ!!!